こんにちは、暑さも落ち着き鈴虫の声もチラホラ聞こえてきました。
鈴虫の声を聞くと癒されます☺️
播州の秋祭りがあちらこちらで、行われていますね🍂
やっと秋らしくなり、作業もしやすくなりました😊
今回はお家の塗り替えのタイミングや、下地劣化、ひび割れについて詳しく説明します。
今後のご自宅と照らし合わして、参考にして下さい🤲
外壁にひび割れが起こる主な原因とは
・経年劣化・素材の収縮・温湿度変化
・施工不良や塗料の不適合
・地震や建物の歪み・構造的な影響
・振動・地盤のゆるみなど外部要因
ひび割れの種類と見分け方:危険度別の分類
ヘアークラック・乾燥クラック(幅0.3mm未満)
構造クラック(幅0.3mm以上)
縁切れクラック・開口部クラック
クラックが進行しているサイン
ひび割れを放置すると起こるリスクと被害
雨水の侵入と内部構造材の腐食
断熱・防水性能の低下、結露・カビの発生
鉄筋コンクリートの錆・爆裂現象
修繕費用の増加と美観の劣化
適切な補修・補強方法:ひび割れの幅別ガイド
シール工法(シーリング材の充填)
微弾性フィラーの擦り込み
Uカット/Vカット+シーリング打ち替え法
樹脂注入工法・エポキシ注入など高度補修
補修後の塗装・仕上げ処理
ひび割れ対策としての“早めの塗装”がもたらす効果
補修部分をカバーして見た目を整える
保護性能を回復・延命させる
進行を抑えて大規模補修を防ぐ
保証制度への対応と安心感の提供
塗装業者を選ぶときのポイントと琢海塗建の強み
自社施工・中間マージン排除の透明価格
認定施工店・技術力と保証制度
地域密着・気候風土に応じた提案力
付随工事対応(リペア・外構・雨樋など)
まとめ
外壁にうっすらと現れたひび割れ、見逃していませんか?最初は些細な傷のように見えても、放置していると雨水の侵入や建物内部の劣化を引き起こす危険性があります。ひび割れは建物の年数や環境、使用されている素材などによって生じる自然な現象でもありますが、適切な対処を怠ると補修費用がかさんだり、住まいの快適性が損なわれたりすることもあります。
この記事では、外壁にひび割れが起こる原因や種類、放置することで生じるリスク、そして塗装による劣化防止の方法までを詳しく解説します。初めて外壁のメンテナンスを考える方にもわかりやすく、安心して対策を進めていただける内容となっています。
外壁にひび割れが起こる主な原因
外壁のひび割れは、自然な経年変化だけでなく、環境や建物構造の影響によっても発生します。主な原因を知ることで、早めの対策や予防につながります。
経年劣化・素材の収縮・温湿度変化
長年にわたり外気にさらされている外壁は、紫外線や雨風、気温の変化などによって徐々に劣化していきます。特にコンクリートやモルタルは乾燥と湿潤を繰り返すことで収縮や膨張を起こし、細かなひびが入ることがあります。こうした自然な変化は避けられませんが、定期的な点検や塗装である程度は抑制できます。
施工不良や塗料の不適合
新築時やリフォーム時の施工が不適切だった場合にも、ひび割れが早期に発生することがあります。たとえば、下地処理が不十分だったり、適切でない塗料が使用されたりすると、外壁の動きに追従できずに表面が割れてしまうのです。また、下塗りと上塗りの相性が悪い場合にもトラブルの原因になります。
地震や建物の歪み・構造的な影響
地震の揺れや地盤沈下、建物の傾きといった構造的な問題が原因で、外壁に応力がかかり、クラックが発生することもあります。特に開口部(窓やドアの周辺)はひび割れが起こりやすく、注意が必要です。建物が動くことでできるひび割れは放置すると深刻化しやすいため、早期の確認と対応が重要です。
振動・地盤のゆるみなど外部要因
交通量の多い道路に面していたり、大型車両が頻繁に通過するエリアでは、地面から伝わる微細な振動も外壁に影響を与える場合があります。また、雨が続いて地盤が緩んだり、近隣の工事によって建物が微細に揺れることでもクラックが発生する可能性があります。見逃しやすい要因ですが、住んでいる環境によってはひび割れの原因になるため注意が必要です。
ひび割れの種類と見分け方:危険度別の分類
外壁に現れるひび割れはすべてが同じではなく、種類によって対処の優先度や補修方法が異なります。見た目や幅、深さなどからある程度の危険度を判断することが可能です。
ヘアークラック・乾燥クラック(幅0.3mm未満)
最も一般的で、塗膜表面に細かく現れるひび割れが「ヘアークラック」です。髪の毛ほどの細さで幅0.3mm未満のものが該当します。主に塗料の乾燥収縮や経年劣化が原因で、構造に影響を与える心配はほとんどありませんが、放置すれば水分が浸入しやすくなるため、塗装のタイミングとしては見極めが必要です。
構造クラック(幅0.3mm以上)
壁の素材自体にまで達する深いひび割れが「構造クラック」です。幅0.3mm以上のものはこれに該当し、建物の揺れや地盤の沈下、施工時の構造的な問題などが原因になるケースもあります。このタイプは雨水が入り込みやすく、内部の腐食や劣化を早めるため、できるだけ早めの補修が求められます。
縁切れクラック・開口部クラック
窓やドアなど開口部の四隅や縁部分に発生するひび割れは「開口部クラック」と呼ばれ、構造的な動きによって発生しやすいのが特徴です。また、サイディングなどの外壁材の継ぎ目や縁に現れる「縁切れクラック」も注意が必要で、防水性能の低下につながることがあります。これらも早期発見・処置が重要です。
クラックが進行しているサイン
ひび割れが時間とともに広がっていたり、以前よりも深くなっている場合、それは劣化や構造の異常が進行しているサインです。また、ひびの周囲に黒ずみが見える場合は、水分が入り込んで内部にカビや苔が発生している可能性があります。これらの兆候を見逃さず、専門家による診断を受けることが望ましいです。
ひび割れを放置すると起こるリスクと被害
外壁のひび割れを「少しの傷だから」と見過ごしてしまうと、気づかないうちに建物全体へ深刻なダメージを及ぼすことがあります。表面的な問題にとどまらず、内部構造や生活環境にも影響するおそれがあるため、早めの対応が求められます。
雨水の侵入と内部構造材の腐食
外壁のひび割れを放置すると、そこから雨水が侵入しやすくなります。一度水が入ると、外壁の内側にある断熱材や木材などが湿気を含み、腐食が進行するリスクがあります。特に木造住宅の場合、柱や梁といった重要な構造部分が弱ってしまうと、建物全体の耐久性が損なわれる可能性もあります。
断熱・防水性能の低下、結露・カビの発生
水分が壁の内部に入り込むことで、断熱材が機能を果たせなくなり、冷暖房効率が悪化することがあります。また、湿気がこもりやすくなるため、壁内部で結露が発生しやすくなり、その結果としてカビの繁殖や悪臭の原因になることも。住環境の悪化につながり、健康への影響も懸念されます。
鉄筋コンクリートの錆・爆裂現象
鉄筋コンクリート構造の建物では、ひびから雨水が浸入し、内部の鉄筋が錆びて膨張することでコンクリートが剥がれ落ちる「爆裂現象」が発生することがあります。このような状態になると、美観を損なうだけでなく、落下による事故など安全面にも深刻な影響が出るため、見逃してはいけません。
修繕費用の増加と美観の劣化
軽微なひび割れであれば補修費用も比較的安価で済みますが、放置した結果として内部の腐食や構造的な問題に発展すると、大規模な工事が必要になり、修繕費用は大きく膨らみます。また、ひび割れが広がることで外観の印象が悪くなり、資産価値の低下にもつながる可能性があります。
適切な補修・補強方法:ひび割れの幅別ガイド
外壁のひび割れは、その幅や深さによって適した補修方法が異なります。ひびの状態に合わない処置をしてしまうと、再発や効果の薄れにつながるため、的確な判断と対応が重要です。
シール工法(シーリング材の充填)
幅0.3mm未満のヘアークラックには、弾性のあるシーリング材を充填する「シール工法」がよく用いられます。細かな隙間を塞ぐことで雨水の侵入を防ぎ、表面をなめらかに整える効果があります。補修後には塗装を施すことで、美観も回復できます。
微弾性フィラーの擦り込み
ヘアークラックや軽度の乾燥クラックに対しては、微弾性フィラー(下地調整材)をひび割れに擦り込む方法も有効です。塗料の下地として密着性を高め、ひび割れの再発を抑える働きもあります。特にモルタル壁に対して有効な方法とされています。
Uカット/Vカット+シーリング打ち替え法
幅0.3mmを超える構造クラックには、ひび割れ部分をU字またはV字に切削してからシーリング材を充填する「Uカット工法」「Vカット工法」が適しています。この方法はひびの奥までしっかりと補修材を行き届かせることができ、耐久性を高める効果があります。
樹脂注入工法・エポキシ注入など高度補修
さらに深刻な構造クラックや、内部構造まで損傷が疑われる場合には、エポキシ樹脂などを圧力で注入して内部から補修する「樹脂注入工法」が用いられます。この方法は構造補強としても効果が高く、専門的な知識と経験が求められる高度な処置です。
補修後の塗装・仕上げ処理
いずれの補修方法を選んでも、仕上げに外壁塗装を施すことで、美観を整えるだけでなく、防水性や耐候性を高める効果が得られます。塗装には塗料の選定も重要で、住宅の状況や希望する耐用年数に応じて適切なものを選ぶことがポイントです。
ひび割れ対策としての“早めの塗装”がもたらす効果
外壁のひび割れは、目に見える大きなトラブルになる前に、塗装によって劣化を食い止めることが可能です。定期的なメンテナンスとして塗装を行うことで、予防と補修の両方に役立つ大きなメリットがあります。
補修部分をカバーして見た目を整える
ひび割れを補修したあとの外壁は、部分的に色や質感が異なって見えることがあります。早めに塗装をすることで全体の色味を均一に整え、仕上がりの美しさを取り戻すことができます。特に、外観の印象を大切にしたい住宅では大きな効果があります。
保護性能を回復・延命させる
塗料には、紫外線や雨風から外壁を守る保護膜としての役割があります。経年によりその性能は徐々に低下しますが、新たに塗装を施すことで、防水性や耐候性が再び高まり、外壁の寿命を延ばすことができます。結果として、大規模な修繕のタイミングを先延ばしにできる可能性も生まれます。
進行を抑えて大規模補修を防ぐ
小さなひび割れでも、水分や汚れの侵入によって徐々に拡大していくことがあります。しかし、ひびが深刻化する前に塗装を行えば、補修と予防を同時に実現でき、大きなトラブルを未然に防ぐことが可能です。特に築10年を超えた住宅では、早めの塗装が有効といえます。
保証制度への対応と安心感の提供
早めに適切な塗装を行っておくことで、保証制度の条件を満たしやすくなるケースもあります。塗装工事には「○年保証」といった保証が付帯されることが多く、早期施工でトラブル発生時にも対応してもらえる安心感があります。施工内容や使用塗料の耐久性にも注目しながら、計画的に進めることが大切です。
塗装業者を選ぶときのポイントと琢海塗建の強み
外壁の塗装やひび割れの補修は、長期間にわたって建物を守る大切な工事です。そのため、信頼できる業者選びがとても重要になります。価格や実績だけでなく、施工体制や地域への対応力も、選定の大きな判断材料となります。
自社施工・中間マージン排除の透明価格
外壁塗装を依頼する際によくあるのが、実際に施工する職人とは別の会社が窓口になっているケースです。弊社では、打ち合わせから施工、アフターフォローまでをすべて自社で対応しているため、中間マージンが発生せず、適正価格で高品質なサービスを受けることができます。施工内容のズレが起こりにくく、やりとりもスムーズです。
認定施工店・技術力と保証制度
塗装の品質は、職人の技術力に大きく左右されます。琢海塗建は「スズカファイン認定施工店」として、信頼性の高い塗料を正しい方法で扱うことができます。また、12年・15年・20年といった長期保証にも対応しており、施工後も安心が続きます。塗料の種類や工法に関しても、専門知識をもとに最適な提案が可能です。
地域密着・気候風土に応じた提案力
琢海塗建は兵庫県を中心に地域密着型でサービスを提供しており、気候や地盤、周辺環境を熟知しています。たとえば、海沿いや山間部など地域特有の気象条件に合わせた塗料や施工方法の選定ができる点が強みです。地域に根ざした対応だからこそ、住まいの特徴をしっかりと捉えた提案が実現できます。
付随工事対応(リペア・外構・雨樋など)
塗装とあわせて検討されることが多い、雨樋の交換や外構の補修、建築リペアなどにも対応しているのが琢海塗建の魅力です。塗装以外の住まいのメンテナンスを一括で依頼できるため、複数の業者を手配する手間が省け、全体の費用も抑えやすくなります。暮らしの総合的なサポート体制が整っている点も、多くのお客様に選ばれている理由のひとつです。
まとめ
外壁に現れるひび割れは、建物の健康状態を示す重要なサインです。小さなクラックであっても、放置することで雨水の侵入や内部構造の腐食を引き起こし、結果的に大きな修繕費が必要になることもあります。ひび割れの種類や原因を正しく理解し、状態に応じた適切な補修と塗装を行うことで、大切な住まいを長く守ることができます。
とくに築年数が10年を超える住宅では、目立つ劣化がなくても定期的な点検と塗装を検討することが望ましいです。早めに対策をすることで、補修の範囲を最小限に抑えられ、建物の美しさや資産価値の維持にもつながります。
琢海塗建では、自社施工によるコストを抑えた塗装工事や、スズカファイン認定施工店ならではの高品質な対応、そして兵庫県に密着した提案力で、多くのお客様のご相談にお応えしています。塗装に関するお悩みや外壁のひび割れが気になる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。